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読んでましたの巻

平成29年がスタートし、もう、30日が経ちます。
長期の冬期休暇をいただき、初出からあっという間に1月も残すはあと1日です。
前回のブログでも触れましたが、この調子で1・2・3月とあっという間に過ぎそうです。
あっという間ということは、それだけ充実した日々を送っていることだと、勝手に私は解釈しているのですが・・・

話は変わり、皆さん年末年始はどのように過ごされましたか?

私は、基本的に長期のお休みは『読む』ことに没頭する時間を増やします。
少々根暗な性格がバレてしまいますが・・・(笑)
冬期休暇期間ももちろん『読み』ました。

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『虚ろな十字架/東野圭吾』 ストーリー的には、のめりこむような、最後はスカッとするような内容ではありませんでしたが、死刑という刑罰について、様々な視点から様々な想いが作品の随所に盛り込まれています。「自分だったら」と簡単には主人公になりきれない内容でした。初めて東野圭吾さんの作品を読んだのが、「容疑者Xの献身」でしたが、あの作品は今でもとても好きです。それに比べると、ストーリーは少し物足りない感じがしました。

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『リバース/湊かなえ』 「告白」という映画化された作品以来初めて湊かなえさんを読みました。最後のオチはえ~~~そこ?!という感じでしたが、突拍子もない展開は、告白と同様私は好きです。この2作品どちらもストーリー的には、ハッピーな内容ではありませんので、連続して読むと少し心がしんどくなりますが、リバースだけでなくほかの作品も読んでみたいと思いました。

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『天才/石原慎太郎』 正直石原慎太郎さんはあまり好きではありませんでしたが、田中角栄さんを無性に知りたくなり読んでみました。印象に残ったのは、次世紀を見据えながら20年後の為に今を動く考え方です。スケールは大きすぎますが、もっと身近なところで、遠い未来を見ながら近い未来の為に今何をすべきか、とても大切な事だと思います。
もう少し田中角栄さんを知りたくなり、今は『田中角栄100の言葉~日本人に贈る人生と仕事の心得~』を読み始めています。今のところ印象に残っている言葉は、「人間は、それぞれ『ものさし』がある。相手の『ものさし』に合わせて十分考えないと失敗するぞ」という言葉です。どちらの本についても、色々と考えるきっかけを得られたと思います。

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そして、何よりも良かったのが、『リアル/井上雅彦』です。これは、車いすバスケットボールを舞台にした漫画です。読み始めはあまり何も感じていませんでしたが、7巻あたりから涙しながら読む場面の連続で、色々なことを感じた作品でした。
「熱い心を持つこと」、「チームワークは大切なこと」、「チームの中には上手な人、下手な人、好きな人、苦手な人がいて、皆ひっくるめてチームであるということ」、「サブプレーヤーの努力と想いでメインプレーヤーが活きること」。自分の日常を見つめなおすとても良い作品でした。

次に読む予定のものは、『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方/森岡毅』、『学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)』です。今年の1月で退社されるニュースを見て、森岡毅さんに興味を持ち購入した本と、休み期間中テレビである番組を観て、今この年齢でもう一度読みたくなった歴史まんがの本です。どちらも読む前からワクワクしています!


活字マニアの私としては、「読んで」得るものがたくさんあります。
ちなみに田中角栄さんは「観て」得る方だったそうです。
皆さんは色々なものを何から得ていらっしゃいますか??



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